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株式会社Preferred Networksとの事業提携 物流からDXを推進
デパレタイジングシステムの開発、提供を共同で実施

 株式会社PAL(本社:大阪市西区、代表取締役 辻有吾)は、深層学習(ディープラーニング)の技術開発で日本を代表する株式会社Preferred Networks(本社:東京都千代田区、代表取締役 最高経営責任者:西川徹、以下、PFN)が物流ソリューション事業へ参入するに際し、物流現場へテクノロジーを導入・実装していくパートナーとしてインテグレーションパートナー契約を締結、デパレタイジング(荷下ろし)システムの開発ならびに物流領域へのソリューション導入を共同で進めています。

詳しくは、PFNの発表資料をご覧ください。
URL:https://www.preferred.jp/ja/news/pr20210514/

1.背景

 小売・流通事業を取り巻く環境は、顧客接点の多様性を実現していく「多チャンネル化」や、デジタル技術を活用しながら「新たな顧客体験の創造」に向けたサービス開発への取り組みが始まっており、それらを実現していくためには、サプライチェーンや物流現場へのテクノロジー投資の重要性が見直されてきています。
 物流のデジタル化、自動化への投資が、新たな顧客体験を提供していく事業基盤となり、将来的な収益の源泉へと繋がっていくことから、事業構造を変革していくための経営課題(「デジタル・トランスフォーメーション」、以下、DX )となってきています。
 PFNは、「現実世界を計算可能にする」をビジョンに掲げており、物流領域への事業参入を通じて、サプライチェーン並びに物流プロセスへ深層学習などの最先端技術を取り込み、物流領域のDXを推進しています。
 PALは、物流現場の運営と自動化に対する高い経験値を持っており、PFNの先端テクノロジーを組み合わせていくことで、先端技術を物流現場がフル活用しやすい商品として共同開発に取り組み、システムやヒトでの運営業務との融合・統合(=インテグレーション)を実現していきます。

2.取り組みの内容

 物流現場のニーズが特に強い領域からプロジェクトはスタートしており、その第一弾として、デパレタイジングシステムを共同開発し、物流現場への導入を進めています。
 PFNは、デパレタイジングロボットのコントローラーを提供しており、深層学習による高精度な画像認識技術とロボット制御技術により、事前のデータ登録なしで多種多様な段ボール箱を認識、ロボットアームの最適な動作計画を自動生成し、スムーズな制御を実現しています。
 そして、PALの物流現場の実業務への正しい理解をベースに、PFNコントローラーをパッケージ化したデパレタイジングシステムの共同開発を実施し、2021年度より実際の物流現場への導入をスタートします。R&D拠点にて各種プロジェクトが進んでおり、開発のみならず複数の導入プロジェクトが始動しています。

株式会社Preferred Networks 執行役員 比戸将平のコメント
「PFNは、深層学習やロボティクスの技術を用いた先進的な物流ソリューションを開発するとともに、 物流業界で高い実績とノウハウを持つPALを始めとしたパートナー企業と協力することで、今後もロジスティクスのDXを推進してまいります。」
PFNの物流ソリューション事業についてはこちら:
https://preferred.jp/ja/projects/logistics

【会社紹介】
会社名 : 株式会社Preferred Networks
代表者 : 西川 徹
所在地 : 東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビル
設立 : 2014年3月
URL : https://www.preferred.jp/ja/

【本件に関するお問い合わせ】
E-MAIL: contact@pal-style.co.jp
担当: ロジテック推進室 芦田

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