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イオンフードサプライとPALは運送業務デジタル化で新たな協働を開始

 イオンフードサプライ株式会社(千葉県船橋市、代表取締役社長 戸田茂則、以下「イオンフードサプライ」)は、株式会社PAL(大阪府大阪市、代表取締役 辻有吾、以下「PAL」)との間で、運送業務のデジタル化に向けた協働を開始いたしましたのでお知らせいたします。

 物流業界は、労働人口の減少や働き方改革関連法案等によるトラックドライバーの労働時間の上限規制(所謂、物流の2024年問題)に対応すべく、デジタル化や自働化に向けた各種投資を行い、生産性の向上を図ることが急務となっています。

 これら課題に対し、イオンフードサプライとPALは、2023年7月より運送業務のデジタル化に向けた運用開発(実運用現場での開発・実証を行う)を開始し、その結果を経て、運送業務のデジタル化(DigiTrucks:デジトラックス*1)を本格的に導入することについて2024年1月に合意しました。

 実証結果では、無駄な荷待ち時間や非効率な店舗配送経路を特定し、業務効率化を通じ、トラック便数削減による物流費用削減などの成果が表れており、トラック稼働の見える化だけでなく、輸送効率の改善が実現しています。

 この協働は、イオングループのプロセスセンターとして、グループ各店に商品供給を担うイオンフードサプライと、ロジテックインテグレーター*2として豊富な実績を有するPALが協働し、トラック運送事業者さまの協力を得ながら、運送業務の見える化と効率化を実現し、また、属人的な業務をシステム上で担っていくことで、生産性向上に努めていきます。また、この取り組みは国内の輸送力の低下などの社会的課題への対応策としても機能し、持続可能な物流システムの構築に貢献していくものを目指していきます。

*1 DigiTrucks:デジトラックス
 デジトラックスとは、PALが開発したお客さまの物流戦略を総合的に支援する課題解決型のサービスです。
 サービスページ:https://www.pal-style.co.jp/solution/digitracks/

*2 ロジテックインテグレーター
 ロジテックとは、「物流×テクノロジー」の組み合わせを意味する造語。物流業務・現場に導入されるロボティクス、ソフトウェア、IoT、AI、システムなど、様々な先端技術を総合して指す。
 ロジテックインテグレーターとは、ハードウェア、ソフトウェア共に自社で企画・開発し、現場運用も実施する事業者を指す。

<イオンフードサプライについて>
 イオンフードサプライは、イオングループのプロセスセンターとして、イオングループ各店に商品供給を行っております。イオングループの”食”のSPA(製販一体体制)化の中枢を担い、お客さま視点のバリューチェーン構築にチャレンジし、日本NO.1のプロセスセンターを経て、中国・アセアンにも展開していくことで、アジアNO.1のプロセスセンターになることを目指してまいります。

<PALについて>
 PALは、ロジテックインテグレーターとして、ハードウェア・ソフトウェア・オペレーションの組織的機能を組み合わせ、物流現場のデジタル化、自働化の実現を通じ、お客さまのDX推進に取り組んでいます。

【本件に関するお問い合わせ】
株式会社PAL 経営企画室
TEL:06(6534)8998 URL:https://www.pal-style.co.jp

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